ストレスで料理ができなくなるのは普通。自炊を再開するステップ

浪費癖に悩んでいたころ、私は自炊を完全に放棄していました。

毎日コンビニかスーパーでお惣菜を買う、もしくはデリバリーで済ませる毎日でした。

あなたは今「疲れているから」「少しでも自分の時間を確保したいから」といった理由で自炊をやめていませんか?

もしくは「自分は料理できないから」といって諦めていませんか?

もしかしたら、自炊ができない理由に頭の疲労が隠れているかもしれません。
今回はストレスによって自炊ができなくなる現象とその理由についてお話します。

目次

自炊できないのは怠けではない

以前はそれなりに料理ができていたのに、生活環境が変わったために自炊ができなくなった。

そのように感じることはありますか?そんな時は、自分は決して怠けで料理ができなくなっている訳ではありません。料理をサボりたいと感じることは、あなたの性格の問題ではなく、もっと別の場所に根本的な原因があるかもしれません。

タスク回避と意思決定疲労

• タスク回避とは、ざっくり言うと「先延ばし癖」のことです。やらなくてはいけないとわかっているのに、別の行動をしてしまい結果的にできなくなります。

• 意思決定疲労とは、睡眠不足やストレスで、集中力や判断力が落ちることです 。主な原因をいくつかピックアップします。

選択肢が多すぎる
人は「選ぶこと」自体で疲れます(例:メニューが多すぎて食べたいものが選べない)

② 決めることが多い
毎日、料理・お金・育児・仕事・人間関係で即時判断が必要な状態が続くと疲労となります。

③ 睡眠不足・ストレス
集中力や判断力が落ちやすくなり、物事を決めるのが難しくなることがあります。 

④ 未完了タスクを抱えすぎている
「いつかやらなきゃ…」と思い続けるだけでも、気力が奪われていくことがあります。 

ストレスで「未来の自分への投資」ができなくなる

自炊による節約は、未来の自分へのお金を確保する投資です。

現在の努力や工夫で未来の自分を楽にするものですが、ストレスが強い時期は、なかなかそうはいかないと感じることがあります。

今の苦しみ、悩みから少しでも解放されるための行動を優先してとるようになってしまいます。

特に料理は献立を考えたり、料理の工程を考えながら効率よく動いたり、食べた後は当然洗い物もしなければいけません。

苦しんでいるときに、将来のためといってこれらの行動を毎日とり続けるのは大変です。

そのため、手っ取り早いデリバリーやお惣菜に向かってしまうのです。

筆者の経験談

当時の私はデリバリーの頻度が非常に高かったです。週に3~4日くらいは使っていたと思います。

当然、月の食費は高くついていました。当時は家計をやりくりする気力もなかったので具体的にいくら使っていたかは覚えていません。

これ以外にも散財が多かったので、収支は確実に赤字になっていたでしょう。

当時の自分の状態を整理してみましょう。

当時の状況

  • 考えることが多い
    その日の仕事の振り返り、翌日の仕事のスケジュールなど、仕事時間以外にも仕事について考えることがたくさんあった。
  • 睡眠不足・ストレス
    寝つきが悪く、疲労がたまっていた。
  • 未完了タスク
    自炊ができていないこと、赤字家計を何とかしなければという焦り。それらの結果、衝動的にデリバリーに頼り、また気持ちが重くなってしまう 。

こんな状況でした。こんな時、自炊ができない気持ちと同時に「しょうがない」といった感情もありました。よくないことであるとは自覚しつつ、今の自分にはこれしかないと思っていたのです。

今思えば、自炊が難しくなるのも無理はなかったと思います。 

自炊に必要な工程、レシピや材料の購入や調理の手間、洗い物の負担があまりにも大きすぎて、考えることすら回避していたのです。

意思決定疲労とタスク回避のループ状態

その結果

意思決定疲労

仕事、お金の心配が多く考えることが膨大にあった。

感情に左右されやすくなる

「とりあえず楽になりたい、何もしたくない」

めんどくさい → タスク回避

「料理について考えることすら面倒くさい」

後悔でさらに疲れる

「また今月も赤字家計だ……」

という意思決定疲労とタスク回避の負のループのような状態に陥っていました。 

自炊に戻るための最低ラインの行動

まったく自炊ができない私でしたが、少しずつ、本当に少しずつ自分の作った料理に置き換えていくようになりました。

そのために必要な最低ラインの行動をお話します。

とにかく完璧に戻さなくていい 

大切な考え方として、完璧に戻そうとしなくていいです。お惣菜に頼ってもいいんです。それ以上に大切なのは心の平穏を取り戻すことです。

1食もしくは1品だけでも自分で確保する。

例:朝ごはんのおにぎりをコンビニではなく自分で炊いたお米でおにぎりを作る。
まとめて炊いておにぎりにして冷凍しておけば朝にレンジで温めるだけでOK。お米の冷凍は味が落ちにくいのでおすすめ。

例:スーパーでおかず1品のみ購入して、ご飯と味噌汁は自分で用意する。

無理なく、小さなステップを積み重ねていく

これだけでも、依然と比べたら節約になります。

私の経験では、これらの習慣を少しずつ始めたことでデリバリーの回数が劇的に減ったことが一番の食費削減になりました。

これらに慣れてきたら、心の状態に合わせつつ、作り置きなど少しずつ自炊習慣を取り戻していきましょう。

まとめ

自炊というのは、人が思っている以上に大変なことだと私は思います。だからこそ、安定した心の状態を保っていないと続けることができないんです。

もしあなたが、自炊ができなくて悩んでいるのであれば、決してあなたの甘えや怠けが原因ではないことを忘れないでください。

そして、少しずつでいいので自分に合わせた自炊プランをつくっていきましょう。

いずれ、節約、投資にステップアップしていくことでお金の心配、生活の心配から徐々に楽になっていきます。

• 次の記事では、無理なく自炊習慣を取り戻すための 具体的なステップ をまとめています。

「まずは少しずつ戻していきたい」と思ったら、こちらも参考にしてください。 

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