家庭をもつ人が投資を始める前に決める3つのこと

※本記事は一般的な考え方を紹介するものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。

「投資を始めたほうがいい」と分かってはいるけれど、
何から決めればいいのか分からない。

NISAやiDeCoの制度は調べた。
でも
・いくら投資すればいいのか
・いつまで続ければいいのか
・もし減ったらどうしよう

そんな不安を抱えたまま、なんとなく投資を始めてしまう人は少なくありません。

家庭を持つ人にとって、投資は「増やすこと」よりも
生活を壊さずに続けることの方が大切です。

この記事では、投資商品を選ぶ前に、
最低限決めておきたい3つのことを整理します。

目次

1.投資目的

何のために投資をするか?はとても重要です。

投資目的を決める理由

投資をする目的は

その後の投資期間や毎月の投資金額を決めるときに関わってきます。

特に理由がない場合は老後資金のためで良いでしょう。

投資目的の例

・老後資金として2000万円の資産を作っておきたい。
・子供の教育費として1000万円を用意しておきたい。
・住宅購入の頭金として1000万円をつくりたい。

あくまで一例であり、家庭によって異なります

目的を決めるメリット

投資目的をあらかじめ決めておくことで、長期投資を続けるためのモチベーションに繋がります。

月数万円程度の積み立て投資で

数百万や数千万の資産を作るには長い時間がかかります。

途中で挫折して諦めてしまうことを防ぐためにも

何のために投資を始めるのか、を決めておきましょう。

2.投資期間

投資期間を決めるとは、何歳までに資産を作りたいのか
もしくは何年間積み立てと運用を続けたいのかを決めることです。

投資目的が決まっていれば決めるのは簡単

例として、老後資金なら40年間、教育資金なら子供が大学入学するまでの18年間で資産を作りたい。

などがあります。

シミュレーションを利用してみる

証券会社のサイトで利用できる資産シミュレーションを利用すれば

設定した金額と投資期間が現実的なものかすぐわかるでしょう。

もし、設定した期間で資産の形成が難しいと感じるようであれば、

毎月の積立金額を増やしたり、運用期間を延ばす

といった選択が出てくるでしょう。

3.リスク許容度

リスク許容度とは

どれくらいの損失までなら精神的に耐えられるか。

資産の変動に対してどれくらい心理的に耐えられるかを表す言葉です。

人それぞれ価値観や投資経験によっても変わってきます。

許容度とは言いますが、簡単に数値で表せるものではなく、感覚的なものであると私は思います。

難しく考える必要は無い

S&P500の価格の推移を見ると、

何度か暴落していることが分かります。

これらを見て、ざっくりこれくらいなら耐えられると考える程度で大丈夫かと私は思います。

暴落を経験して初めてわかる

多くの人は投資を始めた後になってから価格の暴落を経験し

実際に含み損が出てきたときに

「もう無理!これ以上の損失に耐えられない!」

と感じた時に自身のリスク許容度の範囲を自覚するでしょう。

損失が出ても大丈夫と考えている人でも、

実際に資産の目減りを目の当たりにしたときに

うろたえてしまうのはよくある話だと思います。

私自身、投資を始めて数年経ちますが、最近になってようやく暴落の恐怖に耐えられるようになってきました。

長期のインデックス投資とリスク許容度

また、自分のリスク許容度を考えること自体はそこまで重要ではないと筆者は考えます。

その理由は、あなたが投資をする理由のほとんどが長期的な資産形成であるはずだからです。

インデックス投資をしていくのであれば、数十年単位で売却しないことが一番の戦略となります。

ということは、長期のインデックス投資を前提とするなら

暴落時に感情的に売却しないことが、一番大事だと感じています。

損失が怖いと感じるときの対策

損失が怖い=リスク許容度が低いと感じてしまうときの対策は、資産を現金として持っておく量を増やすことです。

ある程度、投資に回さないお金があることで心理的に楽になります。 

決めると失敗しない理由

資産が増える前に売却してしまうことを防ぐ

これは〇年後に使うためのお金

と決めておけば、ちょっとお金が必要になった時に売却してしまうリスクを減らすことができます。

目標を達成するまで、その資産は無いものとしてやりくりしていくことを意識していきましょう。

年間の積み立て金額を決めることができる

投資目的と期間が決まったなら、

そこから逆算して毎月どれくらい投資に回せばよいかを決めることができます。

投資商品によって投資元本からどれくらい増えるのかは変わってくるでしょう。

シミュレーションを活用して、現実的なラインを探ってみてください。

シミュレーションを過信しすぎない

おそらく、証券会社のサイトで見ることができる一般的なシミュレーションでは、

年率5%前後で想定されることが多いでしょう。

これらは過去の運用成績のデータから作っているので、決して誇張したものではないと思います。

しかし、将来の運用成果を保証するものではないことを忘れないでください。

終わりに

投資は、始めた瞬間に結果が出るものではありません。
むしろ、何年も何十年も続けた先で、
「やっていてよかった」と感じるものだと思っています。

私自身も、
・本当にこのままでいいのか
・暴落したらどうしよう
と不安になることは何度もありました。

それでも、
「何のためのお金なのか」
「いつ使うお金なのか」
を決めていたことで、
感情的に売ってしまうことだけは避けられています。

投資を始める前に、
すべて完璧に決める必要はありません。

まずは
目的・期間・リスクをざっくり考えてみる。
それだけでも、投資との向き合い方は大きく変わります。

焦らず、自分と家族の生活を守れるペースで、
長く続けられる形を見つけていきましょう。

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